大人の矯正
あなたは80歳まで自分の歯でおいしく食べ物が食べれられると思っていますか?
悪い歯並びをそのままにしておくと、
歯周病等の要因となり歯を失ってしまう可能性もあるのです!!
自分の歯で一生楽しく食事をするために、今からきちんとした治療を受けましょう。
矯正治療は日々進歩しています。
以前では考えられないような難しい症例も治すことが可能になりました。
すでにあごの「成長発育」が終わっている大人の場合、
基本的には今あるあごの形・大きさを基本に、治療を進めていきます。
矯正装置の発達、ワイヤーなどの素材の進化、「矯正用アンカースクリュー」、
過度なあごのゆがみを治す「外科的矯正」(健康保険適用)などの治療法の進歩はめざましいものです。
昔は不可能だったかなり重度の歯並びの矯正や、中高年の矯正も、これらによって可能になってきました。
当院でも、若い方のみならず、50代・60代のシニアの方たちも、がんばって矯正に通っておられます!!
大人から矯正治療をするメリットは?
本人の意思により、歯並びをどうしても治したいという目的意識が強いので、
結果的には、スムーズな治療が行われやすい。
一般に大人の方は、ご本人の治療に対する意識が高く、
通院、装置の使用、歯磨きなどに対しても非常にまじめで協力的なことが多いです。
そういったことから、結果的には、治療がスムーズに進み、場合によっては、治療期間を短縮することも可能になります。
また、子供さんの治療のように、治療期間が2期に分かれることがないので子供に比べると
短期集中的に治療が進むということもいえるでしょう。
(子供さんの場合、前期治療(第一期治療)・後期治療(第二期治療)と
分かれる場合があります・・・子供の矯正参照)
矯正治療においての抜歯とは・・・
よりよいかみ合わせのためには、抜歯が必要なこともあります。
あごが小さい割に、歯が大きくて入りきらない場合など、
歯を抜かなければよいかみ合わせが得られない場合もあります。
軽い症状の場合や状態によっては、もちろん歯を抜かずに治療を行うこともあります。
しかし、骨の成長が止まっている大人の場合は、条件によっては抜歯した方がよいケースも実際には多いのです。
歯を抜かずに無理に大きい歯を小さいあごに納めようとすると、
結果として、口元が出た状態(口ボコ)になったり、
あごの骨から歯がはみ出してしまうことにより歯茎が下がったりもします。
また、せっかく何とか歯を並べることができても、
歯がぎゅうぎゅう詰めで押してくるので、特に「後戻り」が、起こりやすくなったりします。
その他、矯正治療終了後、横を向いた親知らずを抜かずに残っている場合、
親知らずが歯を押してくる場合などには、治療後の整った歯並びを崩してしまうので、
親知らずの抜歯が必要になることもあります。
※ 「後戻り」とは・・・
治療が終わった直後の歯はまだ周囲の骨と馴染んでいないため、不安定です。
治療後、保定装置(リテーナー)の装着を怠ったりすると、歯は少しずつ元の状態に戻ろうとします。
このような状態を「後戻り」といいます。
「後戻り」を防ぐためには、できるだけ長期的に新しい歯の位置とあごの骨を馴染ませて、
かみ合わせを安定させるために、長期間のリテーナーの使用をおすすめします。
最も大切なことは、歯を抜く・抜かないということでなく、
きれいな歯並びとよりよいかみ合わせを得て、その状態を長くと保つことです。
最新の矯正治療の方法は、マスコミなどによって様々取り上げられています。
しかし、装置の新素材や新しいテクニックには、いろいろメリットがある反面、
まだまだデメリットや落とし穴も存在する可能性があります。
また、それぞれの治療法が採用できるかは、年齢・歯並びの状態などによって異なります。
まずは安易に飛びつかず、トラブルがないように慎重に選択されなければなりません。
治療方法の代表例を紹介します。
マルチブラケット装置治療法・・・確実で、一般的な方法
一個一個の歯の表面に「ブラケット」という小さな器具を接着し、そこにアーチワイヤーを通して、三次元的に歯を移動させていきます。
ブラケット装置は治療期間中ずっと装着します。
メリット :歯を動かすことに確実性が高く、微調整がしやすい。
デメリット:歯につけっぱなしのため、つけているアーチワイヤーが複雑なときは、歯磨きがしにくいこともある。
歯の表面につけるので、矯正装置をつけている感はある。くちびるや頬の裏が装置にすれて痛い場合があります。
マルチブラケット装置を使用する矯正治療は、確実な治療ほうです。
歯磨きの管理は、歯科医師・衛生士の指導をきちんと受けることにより、デメリットを抑えることができます。
また、セラミック(ホワイト)のブラケットの使用で、かなり見た目にも目立たなくすることも可能です。
当院では、近年ブラケットに色とりどりのカラーゴムをつけ、ピアス感覚でおしゃれに楽しむ若い子たちが増えています。
目立たなくするのも、おしゃれに見せて楽しむのも、どちらも選択できます。
歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正治療
歯科矯正用アンカースクリューを用いた治療方法で、あごの骨にねじ状のアンカースクリューを埋め込み、それを固定源として歯列を奥に移動させたり、押し下げたりする。
※固定源とは・・・歯にかける力に対して抵抗する存在のこと。
歯を動かすときには動かす歯に対して土台となるものが必要。
メリット:数本の歯を一度に移動できるため治療期間の短縮ができる場合もある。
抜歯ケースの場合、空いたスペースを最大限に利用できる。
デメリット:あごの骨にアンカースクリューを埋め込むため、まだあごの柔らかい若年者には適用が難しい。
チタンアレルギーや長期間のステロイドの服用などの兼ね合いで適さない場合もある。
マウスピース型矯正装置を用いた治療法
上下の歯に透明で薄いマウスピース型矯正装置を装着し、歯の動き方によって装置を交換することで、段階的に歯を動かしていきます。
メリット :透明なので目立たない。取り外しできるため、歯磨きがしやすい。
デメリット:歯の動きに合わせて2週間ごとに装置を交換。治療が正しく進んでいるかどうかわからずに装置を交換していく。
自分で取り外しができるため、装置の装着時間が短い場合は効果が不確実。
装置の使用は自己責任。
精密な歯の移動が難しい。
リンガルブラケット矯正治療
歯の裏側にブラケットをつけて歯並びを改善していく。
メリット :治療していることが気づかれにくい。
デメリット:舌が装置に触れるため発音しづらく、痛かったり、口内炎になりやすかったりする。 表側に装置をつけるより、さらに歯が磨きづらいため、虫歯になりやすいこともある。
費用、治療時間が格段にかかる。
いずれにしても、治療方法は、個々の状態によっても変わります。
治療方法に関しては、「理想的な歯並びを獲得するための”最善の選択”がされるべき」だと考えます。
矯正相談をご希望の方は、お電話ください。
初診相談のお時間を取らせていただきます。
当院では初診相談時にお顔、お口の中の状態を写真に撮って説明し、
考えられる矯正治療の方法などを、いろいろな観点から丁寧に説明します。
皆様が納得されるまで、きちんとお話したいので、お時間はしっかりと取らせていただきます。
院長が直接お話しますので、主な相談枠は平日の午前あるいは診療後のお時間(午後7時~)、土・日の診療後のお時間です。詳しくはお問い合わせください。
歯並びについて、少しでも心配、気になることがあったら、 いつでもご相談ください。
